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こんにちは、ヒルコです。
「ニュースのかけら」へようこそ。

皆さんはこう思っていないでしょうか?
「日本は高齢者ばかりの国だ」
「若者がいくら頑張って選挙に行っても、数の暴力で高齢者には勝てない」

気持ちは分かります。
この発想は「シルバーデモクラシー」という名前がついているほどですから……。

でも、もし、「それは完全に思い込みにすぎない」と言ったらどう思うでしょうか?

実は、日本という国はまだ、「現役世代の方が圧倒的に数が多い国」。
もう一回言います。
圧倒的に多い国!
現役世代が勝てる国……なんです。

ということで今回は、現役世代が選挙で勝つ方法についてお話しします。

衝撃の数字「6000万 vs 4350万」

まずはデータをお見せしましょう。
総務省統計局が発表した2024年10月に発表した日本国籍をもっている人の年齢別の人口です。

これを元に、「現役世代」18歳から59歳までと、「高齢世代」60歳以上で分けてみるんですが、先にひとつ言い訳をしておきますね。

今は60歳定年だけど、実際には65歳まで働く人が多いです。しかも、高齢者って日本では65歳以上とされることが多いし、WHOも同じ基準。

ですが今回は、どうしても現役世代に入れたくなかったので、高齢者ではなく、「高齢世代」と呼ぶことにして、現役世代と区別しました。

さて、データに戻ります。
結果はこちら。

その差は一目瞭然

  • 現役世代(18歳?59歳):約6,000万人
  • 高齢世代(60歳以上):約4,350万人

驚いたって方も多いかもしれません。

少子高齢化と言われていますが、選挙権を持つ有権者の数で見れば、私たち現役世代の方が、1,650万人も多いんです。

1,650万人といったら、東京都の人口、1400万人よりも多いですし、九州・沖縄地方全体の人口も約1,400万人なので、これより多いです。東北6県の人口は約820万人なので、この2倍くらいの人口が多いんです。

戦力比で見れば、現役世代は高齢世代の1.4倍!
本来なら、負けるはずがないんです。

しかも、60歳以上には100歳を超えている人もいます。
私の知っている限りで申し訳ないんですが、いくつかの高齢者関係の仕事をしている方々の話を聞く限り、90歳を超えて選挙に必ず行くっていう方はかなりレアで、「某宗教団体の党くらいじゃない?」って言っている人もいました。

つまり、実際には、1.5倍くらいの人口比になると思っています。

なぜ高齢者に「負けている」ように見えるのか?

「でも、政治は高齢者優遇ばかりじゃないか」
そう思いますよね。

人口では勝っているのに、なぜ政治の現場では負け続けているのか。

理由はたった一つ。
「選挙に行っていないから」なんです。

これは世代別投票率のグラフです。

2024年に実施された衆議院議員選挙のデータなんですが、若い人の投票率の低さは顕著ですよね。

これを世代別に投票に行った人数に計算しなおすとこうなります。

投票結果でいうと
現役世代の投票率は49.2%で、2,950万票。
高齢世代は63.0%で、2,740万票。

ほとんど差がないんです!

政治家は自分が当選することが大切なので、票になりそうなことを政策にします。
こなると、高齢世代が好みそうな耳障りのよい政策を出してくるのは当然なんです。

逆の言い方をすれば、政治家や政党は、現役世代の方が人数は多いことは知っていても、投票数から言って、若い人に何かを訴えても勝てない感じているということ。

劇的シミュレーション

ということで、現役世代が投票に行くシミュレーションをしてみます。

高齢世帯は前回と変わらず、投票率は63%、票数は4350万票だったとします。

現役世代の投票率が40%だと約2,400万票。
これだと現役世代はまったく重視されません。

これが50%になると、3000万票。
こなると、無視はできない状況どころか、現役世代を重視した政策がどんどん出てきそうです。

では、高齢世帯と同じ60%になると、3600万票。
高齢世代との差が800万票を超えるので、状況は一変します。
絶対です!

無理して「全員」が行く必要はないんです!
「親や祖父母と同くらいの割合」で行くだけで、オセロの色は一気にひっくり返るんです。

創価学会票も関係ない

もうひとつ。

選挙の行方を占うことのひとつに創価学会票があると騒がれています。
最近の25年以上続いた自公連立が崩れて、公明党と立憲民主党が合体して「中道改革連合」になりましたよね。

これによって中改連が有利になるとの計算で立憲民主党は合併を持ち出したわけですし、政権交代が起こると書いていたオールドメディアもありました。

なぜこうなるかと言えば、創価学会票が大きく関わっているからです。

創価学会信者数は公称827万世帯と言われていますが、実際には500万票から600万票と言われています。
まぁ、厳密には分かっていないんですが・・・・・・。

仮に500万票とすると、現役世代の投票率が8パーセント増えるだけでクリアできるんです。
たったの8%ですよ。

現役世代が勝ったら何が変わるか?

では、現役世代が投票に行くようになると、どんな変化が起こるか考えてみます。

政治家というのは、とても正直な生き物です。
「票をくれる人」のために働きます。

もし、開票結果を見て、現役世代の票数が高齢者を上回っていたら、政治家たちは顔色を変えるでしょう。

「若者を無視したら落選する」と分かれば、政策は変わります。
これまで軽視されがちだった手取りを増やすための社会保険料の改革、子育て支援、教育への投資。

もちろん、子育て支援などはこれまでもなかった訳でありませんが、社会保障費なんてめちゃくちゃ上がって来ていました。

このグラフは国民負担率の推移です。

国民負担率とは、税金と社会保険料(年金・医療・介護等)の合計額が、国民の所得全体(国民所得)に占める割合のことです。

これを見ると、税金の上がり方もすごいですが、社会保障負担も同じように上がっていることがわかります。

社会保障の多くは現役世帯が払っているもの。
ここにメスを入れてもらうには、やはり現役世帯が頑張るしかないんです!

つまり、自分たちの声は、「お願い」して勝ち取るものではないし、まして待っていればもらえるというものではありません。私たちが「数」を見せつけることで、やっと手に入るものなんです。

投票先がないと思っている人がするべき行動!

もうすぐ衆議院議員選挙があります。
誰に投票すればいいのか分からないという人も多いかもしれません。

もちろん、自分の考えに近い人を選ぶのがベストです。
選挙公報をみたり、ウェブでもさまざまな情報が流れているので、参考にしながら選ぶといいのですが、それでも見つからないという人もでてくると思います。

その場合、どうすればよいか?

それでも、とりあえず、投票所にいってください。
そして、「白票」でも構わないので、投票しましょう。

白票がいやなら、受付だけして、「投票権はいりません」と断るのもOKです。
今回は個人名を書く小選挙区と、政党名を書く比例代表制がありますが、片方だけでもOK。
実際、片方だけの人もいるそうです。

ただし、投票権を持ち帰るのは禁じられているので注意してくださいね。

一番重要なのは「現役世代が投票所に足を運んだ」という記録を残すこと。
そうすればしっかりとカウントされるようにシステムが組まれているので、とにかく足を運んでください。

もちろん、期日前投票でもOKです!

投票所に足を運ぶことが、実は「シルバーデモクラシー」を終わらせるための、最強の武器!

たったの一票で何かが変わるとは思いにくいかもしれませんが、その積み重ねが未来につながります!

人口6,000万人の最強チームの一員として、来月、投票所でお会いしましょう。

ヒルコでした!